感情吐露をつらつらと

漫画、アニメなどの感想を書いていきます。

『さあさあ大混乱』 呪術廻戦 第109話『渋谷事変27』感想

 

 

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御三家筆頭禅院家26代目当主特別1級術師禅院直毘人が1級術師と共闘して特級呪霊1匹に苦戦するわけないだろ

 

 

 

ということで皆さんこんばんは、しきしゃです。

今回は今週の呪術廻戦第109話『渋谷事変27』の感想になります。もう少しで先週になりそうですがまだ2日あるので今週です。ギリギリ。

それはそうと渋谷事変、始まってからもう半年経ってるんですね。全話クソ面白いので凄い。では感想へ。

 

 

 

 

前回、自らの領域である『嵌合暗翳庭』を展開し陀良の領域『蕩蘊平線』に侵入、そして苦戦していた真希の元に特級呪具『游雲』を届けた伏黒恵。そんな彼が領域の主である陀良を視認するところから今回の話は始まります。

 

 

先週、伏黒が『嵌合暗翳庭』で陀良の領域に侵入した時に僕は「陀良の領域に一瞬割り込んで『游雲』を届けただけであってその後伏黒は領域外に弾き飛ばされたんだろうな」と思っていたんですけど伏黒、普通に領域内に滞在出来ていましたね。

 

vs真人の時に「結界術特に領域は内から外に出るのは大変だが外から内はその比ではない、何故なら領域内に入るメリットが相手側に無いから」と説明されていたので、確かにそりゃ陀良も別に外に弾かず領域内で対処したがるよなぁと今は納得なんですが、先週の伏黒の領域展開時の必死な形相と陀良の領域と鬩ぎ合ってる絵を見て勝手にそう解釈していました。

 

とまあ話を戻しますと、領域内に領域展開しながら侵入してきた伏黒ですが、当然陀良も自らの領域内への侵入者に即座に気づきます。

 

敵対術師にとっては死地に等しい自分の領域に侵入してきた伏黒を「愚かな」と一蹴し『死累累湧軍』で撃退しようとする陀良。しかしそこを伏黒から受け取った『游雲』で真希が攻め立てます。

 

『游雲』、花御の時もそうでしたが流石特級呪具。今まで警戒に値しないと陀良に評され意識の配分においてその頭数にすら入っていなかった真希の攻撃力が格段に上がり、確実に陀良にダメージが入るようになっています。

 

しかしそれは真希が特級呪具という大きなアドバンテージを得ただけでなく別の要因も絡んだ結果でした。そう、領域展開を呪術の極地にしての最強と化している絶対のアドバンテージ、「必殺の術式が"必中"必殺の術式に昇華される」効果が『蕩蘊平線』から消えている!!

 

その理由は至って明白で、『蕩蘊平線』という一つの領域内で『嵌合暗翳庭』という別の領域が維持し続けられていたためでしたね。伏黒、必死すぎる形相です。

 

領域同士の綱引きと陀良は表現していましたが、領域が同時に展開された場合ってこういう感じで鬩ぎ合いの様になるんですね。

僕は今まで領域が同時展開された場合はその領域に込められた呪力の総量が多い方に軍配が上がり、一瞬で競り勝った方の領域が展開されるのかなと思っていましたが、呪力の総量に大きく差があっても片方の領域維持に回している呪力が尽きるまではどちらの領域も正式な領域ではなく不完全な領域となり得ると。

 

これ結構デカイ情報な気がするというか。実際に今週もその様な立ち回りが出てきますが、仮に敵対者に基本展開されたら負けである領域内に入ってしまったとしても、入ったのが自分1人ではなくチームだった場合その中に領域展開が出来る術師がいた場合はその術師には領域維持だけに集中してもらい、他の術師で必中必殺ではなく必殺の術式と戦ってもらうという事が出来るわけですよね。

 

冥さんが憂くんを連れてる理由も今思えばこれに近いというかほぼ同じの領域対策って感じ。伏黒が五条に「チームプレーは大事でしょ」と言っていたのにも納得です。

 

と、そんな領域と領域の綱引きが行われていてそのために自分の必中効果が消えている。必中効果を取り戻すにはまず領域を展開している今侵入してきた少年を倒さないといけない。

 

「容易い」

 

領域を維持するだけで精一杯の伏黒に『死累累湧軍』の式神たちが襲い掛かります。

 

領域と領域が鬩ぎ合いの形をとっていたとしても、その領域維持に全身全霊を尽くし他に余力を回す余裕など欠片もない伏黒と、既に領域展開に回した呪力量だけで伏黒を圧倒し自由に術式を解放できる陀良。両者の間にある差がこれでもかと強調されている様です。

 

が、上の文でも書きましたが伏黒は1人ではなく、今回はチームでの戦い。

 

先週陀良の『死累累湧軍』による無限に湧き出る式神に覆い尽くされていたナナミンが、カエル達を足場として伏黒の元に駆けつけ襲いかかる式神を撃退します。これが『蕩蘊平線』の必中効果が失われていなかった場合はナナミンが式神を撃退する間もなく伏黒は即死していましたし、やはり領域の綱引きにより発生している状況の天秤は今のところかなり伏黒側に傾いている様です。

 

後、陀良の領域の代名詞とも言える海に触れるのは余りにも危険ですしそもそも移動スピードも半減してしまうのでカエル達が地味にファインプレーをしています、しています、が!!!!!!!!!!!!!!

 

 

ナナミンの左目が!!!!!!!!!!!

 

 

いやこれ、アウト寄りのセーフだよ、なぁ?セーフにして、セーフが良い、お願い。

 

呪術、まだここら辺のキャラクターに与えられる傷の度合いがどこまでの作品かの境目がまだ明確にされていないのが怖いところです。

 

僕のバトル漫画のこういう傷の境目は『深い傷という表現で終わるのか、それとも修復不可能な傷や欠損が出てくるのか』です。鬼滅は完全に後者でした。判明してから震えて読んでいました。

 

そんな左目が少なくとも今は出血により見えない、最悪な場合潰れてしまっているナナミンが伏黒の窮地を救います。

 

「二人は?」

「猪野さんはリタイア 虎杖は別行動です」

 

ナナミン、伏黒共に互いが必要最低限で求める情報を交換し合います。

この伏黒の言葉を聞いた後のナナミンの「……君は私が守ります」の「……」がもう、もう……!!!と言った感じです。この「……」に込められている想いが、僕がナナミンのことが好きだなぁと思う理由の最たる部分です。

猪野くんがやられ虎杖も別行動という少なくない動揺を誘う様な出来事が起きていたとしても、今自分が置かれている現況、事実に即し己を律する。

 

ナナミンは「……」で己を律し、今自分がやるべきことである特級呪霊の領域に唯一対抗できる伏黒を守ることを即座に決断します。

 

そんなナナミンに対し陀良も驚きを見せます。途中から必中効果が消えていたとはいえ、それでもおよそ1分もの間『死累累湧軍』に耐えていたのか!?と。

 

これが一級術師の実力というかポテンシャルというか。"必中必殺"に約1分間耐えることが出来たというのは素直に超すげぇ。領域展開に付与される術式の種類によっては(例えば真人の領域なんかは)それこそ一撃必殺を一瞬で成し遂げてしまう様なものもあるでしょうが、今回は陀良の付与する術式が『無限に溢れ出る尽きることない式神』という恐ろしく凶悪なものであっても呪力で身体を覆えば耐えることは出来るものであったのが功をそうしたのでしょう。

 

そして一級術師であるナナミンが耐えているのであれば、当然特別一級術師も耐えている。

 

禅院直毘人、戦線復帰です。

 

復帰して早々に真希と共に陀良の式神に反撃されますが、それは"必中効果の消えた"式神。秘伝『落花の情』を使わずに直毘人が普段使いしているであろう未だに謎が多い相手をフレームに閉じ込める術式で陀良の式神を閉じ込め右足で叩き潰します、が!!!!!!!!!

 

 

 

お前もう右腕欠損しとるやんけーーーー!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

さっき僕が作品の傷の度合いを計る境目に『欠損があるかないか』があるって言ったばかりだろうが、しかもなんでお前の方がナナミンより大きいダメージ喰らってんだよ。いやでも陀良7:3でお前とナナミンに攻撃割り振ってたもんな、そう考えると片腕だけで済んでるのは凄いわ。でもなぁ!?

 

という気持ちでいっぱいになりました。いやぁ、これ、どうなんだ、全ては『反転術式』がどこまでを治せる範囲として設定されてる術式かに寄りますね……。しかも『反転術式』もかなり使い手によって治せる振れ幅に違いが出そうですし……

 

 

しかも、しかもなんですけどこれこの記事の最初にも書いたしなんならこの戦闘が始まった回からず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと思ってたことなんですけど、僕今回のvs陀良って禅院直毘人が特級相手に圧勝する展開が来ると思ってたんですよ。

 

 

いや、陀良が噛ませになるとかそういう意味合いではなくただ純粋に陀良もとてつもなく強力な特級呪霊ではあるけどそれの上をいく御三家当主って感じをイメージというか考察してって感じですかね。

 

『五条悟』がいかに突き抜けた"最強"であるとはいえ、他にも特級相手に優位を取れる、圧勝できるポテンシャルを持つ術師がいてもおかしくはない。というか特級呪霊ならギリギリだったり受肉したばかりだったり術式の相性が良かったりいろいろありましたが、一年生ズの3人はそれぞれ特級を撃退していますしね。

 

というか東堂が馬鹿げていて、あいつ"百鬼夜行"の時に一級を術式無しで数体、そして特級を術式アリで一人で祓っているんですよね。

 

これらの情報が出ていたので御三家という呪術界を牽引する家柄のトップが特級呪霊一匹に苦戦するわけがない。

このvs陀良に関してはどちらかというと特級呪霊側の方が戦力が整っている、五条悟や乙骨憂太、九十九由基などの特級を除いた術師と呪霊側の地力では呪霊側の方がかなり上であるという雰囲気にあった作中の空気を(少なくとも僕はそう感じていました)ひっくり返す意味合いを持つ戦いになるのだろうと、そう考えていました。

 

なのでこの右腕欠損シーンはマジかぁ!?ってクソビビりました。71年ものの右腕が…………

 

 

で、なんで僕はこういう予想を立てていて実際にはこういう状況になったのかってのを考えてみたんですけど、特級呪霊の中の振れ幅というかランクの違いをちょっと無視して考えてたのかなっていう結論に今のところ辿り着いています。

 

今回呪術師達が戦っている特級呪霊達は普通の特級ではなく(普通の特級ってなんだよ)、人々が歴史上常に恐れてきた天災から生まれた特級呪霊達です。まだ全貌は見えていませんが、最低でもスクナの指7本分は力があるでしょう。そのため、伏黒が1人で倒したスクナの指一本分の特級呪霊などと同じくくりで考えるのはまあ違うかなと。単純計算でこの場合7倍の強さですしね天災特級呪霊達。

 

東堂が1人で倒した特級呪霊が弱かったということではないでしょう。"百鬼夜行"の特級だと夏油が降伏して戦いに投入するレベルには強かったということですしね。『うずまき』程ではないにしてもまず確実にスクナの指一本分よりは強かったでしょう。あくまで予想の範囲からは出ませんが。

 

それでも、それ以上にこの天災特級呪霊達は強い存在であると。そのため禅院家当主という呪術界を代表する術師ですら苦戦を強いられたのかな、と思います。というか考察してみました。

 

これはこれで自分の中では結構納得できたのでいいんですが、ここでもう一つだけ気になっている部分があるんですよね。

 

そう、禅院直毘人お前、領域展開出来ないのか問題です。

 

いやそれこそ陀良が追い詰められて領域展開してナナミンと真希相手に圧倒する、でも禅院直毘人が領域を上書きして自らの領域展開を披露して陀良に勝利ってのが僕が予想してた展開だったんですよ。

 

それでまあ圧勝じゃないというのは先ほど書いた考察で納得出来ているんですが領域展開本当にお前出来ないの!?ってのは今でも思っています。

 

領域展開が出来る術師と出来ない術師の違いってのが今のところマジで分かりませんね。

『黒閃』に到達した者とそうでない者なのかと思ったら『黒閃』に到達してない伏黒が出来て『黒閃』に到達しているナナミンは領域展開出来ないわけですし、才能の違いというのなら禅院一族本家で当主の禅院直毘人が出来ないのに分家筋の伏黒が出来るのはなんでだ?って疑問が生まれます。

 

直毘人がまだ領域を展開していないだけっていう線もまああるっちゃあるかなとは思うんですが、右腕失う状況なのにまだ使わないのか?ってのと直毘人の戦闘経験値だったら陀良に領域を展開された時点ですぐさま領域を展開して少なくとも領域の綱引きには持ち込んでいたと思うんですよ。

 

だからやっぱり直毘人は領域展開出来ないってのが現時点での僕の考えなんですが、マジで領域展開出来る出来ないの基準ってなんなんだ……すげぇ気になる……

 

となんか最近考えてたことを長々と語ってしまいましたがまたまた話を本筋に戻します。

 

伏黒の領域維持のおかげで必中必殺の術式から抜け出し、また陀良本人との戦いに戻りつつある一級術師達。このままの状況が続けば勝機はある、そうナナミンは考えます。が、それはこの状況が続けばの話。

 

特級呪霊と領域の綱引きをしていた伏黒はもう限界が来ていました。

 

むしろここまで1人で領域同士の鬩ぎ合いを劣勢とはいえ維持できていたのが凄いのですが、相手は天災特級。呪力の総量など格が違う。そんなギリギリの瀬戸際で状況を維持していた伏黒からナナミンに一つの提案が出されます。

 

あの特級呪霊は俺と領域の押し合いをしていると考えているようですが俺の狙いは違います。ほんの少し、数秒ですがこの領域内に外に出るための穴を作り、そこから全員で抜け出して領域の外でアイツを叩く!五条先生でもない限り領域展開の連発など不可能だからそれで押し切ることが出来る!と。

 

相手の土俵で戦う必要なんかない。勝つための最善を尽くす。なるほどなぁと思いました。

 

最初は「出口となる穴を数秒とはいえ作ることが出来るんなら領域展開って言うほど無敵じゃないのでは?」と思ったんですが、よく考えるとこれこの状況だからこそ出来るウルトラCみたいな感じですね。

 

まず大前提として領域の中にチームでいないといけず、さらに1人が領域に穴を開ける時間を稼ぐために他のメンバーで相手の足止めをしないといけない。

 

もし今回伏黒1人だけで領域に閉じ込められギリギリの鬩ぎ合いをしていたとしたらまず初手で相手に瞬殺されていますし、仮に最初の直毘人ナナミン真希の3人だけだったとしても領域に穴を開けるための領域展開が出来るメンバーがいないので詰み、そしてもし最初から伏黒含む4人で『蕩蘊平線』に閉じ込められていたとしても伏黒はこの場合領域の端、縁がどこにあるか分からず穴を開ける場所を見つける余裕が無くて結局物量と時間で押し切られて負け、となってしまいます。

 

なので今回は

 

①領域展開出来る術師が後から侵入してきた

②領域に穴を開けるための時間を稼ぐ実力者達がチームメンバーにいた

③領域の端を領域展開出来る術師が把握していた

④そもそもがチームだった

 

この4つの条件を満たしていたからこそこの提案というか作戦が通る状況になったのだと考えられます。

 

そんな綱渡りの連続のような条件を保つことが出来ていた現況だからこその伏黒の作戦。ナナミンは1つ、絶対に問いただしておかないといけない一つの質問をします。

 

「君だけ残るなんてことは無しですよ?」

 

 

「命は懸けても 捨てる気はありません」

 

 

『死んで』勝つと『死んでも』勝つは全然違うんだよなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

もう、自分の命で全てを終わらせようとする伏黒恵はいません。命は賭して、けれど決して命は捨てない。こういうとこが大好きなんですよ呪術廻戦。台詞も、キャラクターも、もう本当めっちゃ好き。大好き。

 

そしてそんな伏黒の言葉を聞き届け、ナナミンもすぐさまに行動。

 

「二人共!!集合!!」

 

言葉を理解する相手。作戦を直接的に伝えることは出来ない。瀬戸際の攻防の最中であり、作戦がバレたらすぐさま防がれてしまうから。だからこその削りに削った最小限で最低限の言葉。けれど彼らには伝わる。彼らの実力を信頼している。

 

ナナミンの信頼に応えるように直毘人と真希はナナミンの狙いに気付きすぐさま伏黒とナナミンのいる地点へ向かいます。

 

急なスーツの男の号令とその指示に従い少年の元に向かう敵対者達。全員で固まってくれるならこちらとしても都合が良い、と最初は2人を見送っていた陀良でしたが否!!即座の気付き!!彼らは領域の外へ出ようとしている!!!

 

すぐさま2人を追いかける陀良でしたが一度出遅れたら最後。相手は漏瑚すら超える速度の持ち主とかたやフィジカルギフテッドを与えられた女。

 

狙いに気付かれたとはいえもう間に合わない!!伏黒の足下に集まる3人。それを追いかける特級呪霊。だが、だが、領域外への穴は確実に開き、戦闘は領域外へとまた移る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、誰もが思った瞬間。

 

 

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「禅院家の呪いを継いで生まれた者」

 

 

「その呪いを捨てきれなかった者」

 

 

「彼らは目撃する」

 

 

 

 

「全てを捨てさった者の 剥き出しの肉体 その躍動を!!」

 

 

 

 

 

・まとめ

 

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て、天与の暴君だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!お前は呼ばれてねーぞパパ黒ーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

という感じでまさかのまさかのまさかすぎてまさかが極まったまさかの展開のラストだった呪術廻戦第109話『渋谷事変27』の感想でした。

 

 

天与の暴君、禅院甚爾、参戦!!!!

 

 

いや、もう本当にさ、パパ黒、お前、お前さなんちゅータイミングでしかもなんちゅー面子のなんちゅー状況に文字通りの飛び入り参加してんだよ!!!!!!!!!クソおもしれぇなぁおい!!!!!!!!!!!!って気持ちです。

 

 

肉体が魂に勝つとかいうオガミ婆もビックリのわけわかんねぇよ状態で現世に舞い戻ってきた旧姓禅院現在伏黒の伏黒甚爾。

 

まさかの復活を果たしてからどこに絡んでくるんだろうなぁと考えていて、ここが一番面白いけど収拾つかなくなりそうだしないかなぁと思っていた禅院家当主、自分と似たような境遇と肉体を持っている禅院家の術師、そして息子がいるvs陀良チームにまさかの参戦です。まさか尽くしの男です。何も読めない。

 

というかパパ黒が今の状況をどこまで把握していて何を目的として動いているかがまず謎すぎる。自分を殺した張本人である五条悟が封印されているという状況下ですからね。流石に呪霊側につくということはないでしょうが、かといって素直に術師の味方になる男か?と聞かれたらそれは間違いなくNOである男です。

 

このvs陀良チームに絡んできたのも偶然なのかそれとも因縁ある奴が多すぎるここにわざとちょっかいを出しに来たのか、それは来週にならないと分かりませんがちょっと妄想がクソ捗りすぎてヤバいですよね……

 

自分を見限った禅院家当主直毘人に嫌がらせという名の暴力を振るうもよし。はたまたその直毘人が苦戦している呪霊を倒して御三家のプライドを傷つけようとしてもよし。

 

そして伏黒とは……ここに関してはどういう反応をするのか想像がつきません。パパ黒側もそうですが伏黒側も。というか伏黒はパパ黒は生きていると思っていますし、そもそも自分の父親がどういう経緯で禅院家を出てどういう能力を持っていたかなどもまったく知らないでしょうしね。親子で共闘とかになったらまあ熱いは熱いんですがそんな素直な展開になるか?とも思います。

 

後、このパパ黒乱入は個人的に真希にとっての一つの転換点となるんじゃないかと思っています。

真希と同じような肉体を持っているが真希よりも更に全てを捨て、捨てたがゆえの比類なき強さを得たパパ黒。天与呪縛のフィジカルギフテッドで呪具使いという、言い方があれですが現状だと戦闘能力に関して言えば真希の完全な上位互換と言えるパパ黒。そんなパパ黒の戦闘を見ることで真希はいったい何を想い、それをどう活かしていくのか。そこにも注目です。

 

というかパパ黒来たのはいいけどお前呪具持ってきてねぇだろ!!!真希が『游雲』とか持ってきてなかったらどうしてたんだ!!借りられるかも分かんねぇだろ!!!

 

 

てことで今週のまとめをば。

 

今週は最初から終盤のvs陀良でさえずっと面白く考えることもたくさんだったのに、ラストのラストで全てを上回る面白さと驚きをぶつけられました。来週の話が早く読みたくてたまんねぇよ……まあそれは明後日なんですが……

 

後、今この時点でこの記事8500文字を超えていて、間違いなくこのブログの記事の中で文章量最多の記事となっています。ここまで読んでくださっている方、本当にありがとうございます。

 

では今回はこの辺で、改めましてここまで読んでくださりありがとうございました!!!まだまだ続いてどんどん混沌と化していく『渋谷事変』、どんどん楽しんでいきましょう!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q この記事内で『領域』という文字はいったい何個使われているでしょうか?