『UN TRUTH』 アンデッド・アンラックNo.015『Truth』感想
「勝てよ」
「知道了〜〜〜♪」
さあさあ面白くなってまいりました、ということで皆さんこんばんは、しきしゃです。
今回は回を重ねるごとにどんどん面白くなっていく今週のアンデラの感想となります。よろしくお願いします。
今週はシェンの『否定』の能力、条件などについての正確な情報提示とスポイルへの決め手となる一手を放つ回でしたね。
シェンの能力は他対象で心理的なものという予想をアンディはしていましたが、実際には最初の戦闘で予想していたように『視界に入った対象が能力発動時点にとろうとした行動の真逆の行動をとらせる』、いわゆるあべこべの能力でしたね。
あべこべというとなんだか簡単に聞こえますが、実際この能力ってこの能力自体が滅茶苦茶に強いわけではなく使い手がしっかりとした強さを持っていてようやく本領発揮するタイプの能力ですよね。
高速で行われる戦闘の場合なんかは特に相手がしようとした行動をあべこべにしたところでその一瞬で出来た隙をつく実力が無ければ結局手数で押し切られるかもしれませんし、あべこべにしたところで確実に優位性を取れるとは限りません。
そんな能力をシェンはしっかりと使いこなしながらスポイル相手に戦っていて本当に強者なんだなと思いました。
後この能力名なんですけど滅茶苦茶格好良くないですか?『不真実』て、真実を否定するて。クソかっこいいでしょ。
しかもまた発動条件の無意識下の条件に『対象相手を好きになる』ってのがあるのがまた一筋縄ではないというか、こういう急に理論的ではない縛りを作品に組み込んでくる感じがクッソ好きです。
–不真実–の一枚絵の絵、文章全てがクソ好き。
そして対スポイルの決め手の一手なんですが水分が無い宇宙に送るというとんでもないようで理に適いすぎているやつが来ましたね。この発想はなかった。
てかシェンが戦闘で使ったりスポイルを宇宙に送るために使っている如意金箍なんですけど、これって『古代遺物』なんですね。『不壊』という文字が記されているので『不壊』の否定者が造り上げたものだと思っていたんですが今週の説明では『古代遺物』とされていました。
そもそも『古代遺物』がなんなのかが詳しく分かっていないのであれですが『不壊』の否定者はアンディが使っている刀みたいな普通の人工物じゃなくて『古代遺物』すら叩き直すことができるってことなんですかね?
でもそしたらアポカリプスにも影響を与えられそうな気がしなくもないですが、『古代遺物』の中でもアポカリプスは別格だったり、『不壊』の否定者が弄れる『古代遺物』にもランクがあったりするのかもしれませんね。詳しい情報提示回が楽しみです。
それで今週は最後スポイルとアンディが如意金箍で宇宙に向かうところで終わるんですけどその時のアンディのシェンへ向けての「勝てよ」がまた意味深ですよね。
これ最初は「宇宙で俺がスポイルのコアを抜いてくるからコアを抜かれた後のスポイルをお前が捕獲しろよ」的な意味かと思ったんですけど多分これ違いますよね。
「スポイルを宇宙へ送るために自分の記憶のストッパーである記憶のカードを外すからそのカードを外した状態の俺に勝てよ」ってことぽくないですか?
つまりシェンが見たがっていたアンディの昔、『戦勝の神』モードは制御できないバーサークモードであると。そしてそのままスポイルに勝利したうえで帰ってくる自分の暴走をシェンお前が止めろよ、って意味の「勝てよ」なんだと思います。
シェンは強者と戦いたいとずっと言っていましたし『戦勝の神』が見たいとも言っていたのでだからこその今回の最後の喜びようなのかなと想います。
そんな危険である(恐らく)モードのアンディと戦いたがるところを見るとシェンもよっぽどのバーサークって感じはしますね。
とまあこんな感じで舞台は宇宙に移り、意味深な会話は行われつつ、来週はvsスポイルクライマックスでCカラーとなるわけです。高まってまいりました!
・まとめ
ということでvsスポイルのクライマックスへの一手の回であった今週のアンデラの感想でした。
来週で気になるのはそもそもカードを取ったからといってどうやったらスポイルの腐敗に耐えることが出来るのかというところですね。
アンディのカードって記憶を封じ込めているだけみたいですからとったら封じ込めてた分の戦闘の経験値部分により戦闘能力は上がるでしょうけど『不死』の能力自体の性能が上がるような感じはないですもんね。うーん、気になる。なんか見落としてる情報があるのかもしんないですね。
ということでまあそんなこんなでここいらで、今週のアンデラの感想を終わりにしようと思います。どんどん面白さが加速していくアンデラ、来週を楽しみに待っていきましょう。
ここまで読んで頂きありがとうございました!!!!
アンデラのサブタイにはセンスを感じるぜ(サブタイオタク)