『今月買った漫画紹介と抜粋感想』2020年2月
このブログ、アクタージュ専用ブログじゃなかったんだな
ということで皆さんこんばんは、しきしゃです。
今回の記事はタイトル通り今月買った漫画の紹介とその中の一部の感想を書いてみようというやつです。今までは基本買った漫画などの感想はTwitterで呟いていたのですが、今月はブログをまあまあ書いたので(2つ)その流れでいっちょやってみるかと思った次第です。なんか凄い漫画感想ブログぽくてワクワクしますね。
では前置きはこのぐらいで、まずは今月買った漫画の紹介から。よろしくお願いします。
・今月買った漫画の紹介
Dr.ストーン14巻
鬼滅の刃19巻
アクタージュ10巻
クロハと虹介1巻
クロハと虹介 黒き魔女の嬉遊曲1、2巻
アオアシ19巻
上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花1巻
灼熱カバディ13巻
SHY2巻
ここは今から倫理です。4巻
よふかしのうた2巻
銀の匙15巻
さよなら私のクラマ-11巻
ささやくように恋を唄う1,2巻
今月は上記の計17冊の漫画を買いました。いつもと比べるとちょい多めぐらいの数って感じです。ジャンプ作品が多いのは毎月のことなのでスルーですけど、今月は本屋で一目惚れだったり試し読みして面白かったやつじゃんこれとなって買った漫画も何冊かありました。
後月刊誌だからようやくの新刊だ!!!ってのも何冊かありましたね。月刊誌は当たり前ですけど週刊誌と比べると刊行ペースが遅いので、月刊誌の単行本が多い月は当たりというかやったぜ!となります。約二ヶ月のペースで単行本を出している週刊漫画家は正気では無い。本当に日々お疲れ様です。
では今回はこの17冊の中から5冊ほど選んで感想を書いていきます。
・よふかしのうた2巻
「クソバイブス上がるやん…!!天才陽キャかなぁ…?」
「ナズナちゃんがパーティーピーポーみたいになった!!や、やったー!?」
この後の「こうしちゃいられねぇ!バチクソオシャレに決めてダッシュでいくぞ!」も小気味良いのと謎のテンションが合わさってかなり好きです。ツボでした。
ということでまず一つ目の感想はコトヤマ先生のよふかしのうた2巻です。1巻の感想も書いてないのに2巻から書くのかよお前って自分でも思いますがまあそれはそれで……いい、よね?
2巻ではコウとナズナちゃんの関係が大きく前進!!!ということはないんですけど、かといって進んでないかと言えばそれは確実に近くはなっているというか、深くなっているという感じがしました。
この作品は『夜』がずっと近くにある作品で、物語が進む時にはいつも夜が一緒なので読んでいると作品の内容とは別の、夜の気持ち良さみたいなのを感じます。なんか滲み入る感じといいいますか、染まってくる感じといいますか。この漫画のおかげでいろいろあって怖くなっていた夜のことを、敵と思わず味方なのではないかと思えるようになってきました。ありがたいことです。
作中の展開の話に戻ると、アキラもよふかしの魅力の一端を味わったという感じですね。いやアキラからしたらやはり明朝なのかもしれませんが、それでも久しぶりにぐっすり寝ることが出来たのはやはり「今日に満足できた」ということなんでしょう。
後2巻の終盤の話の白河さんの話は凄い良かったというかエモかったですよね。
エモいって言葉、最初知った時はなーんか安っぽくて好きくないなと思っていましたが、自分の中に浸透してくるとだんだんと普通の表現として納得して使えるようになっていました。
そして、よふかしのうたは基本どの話も読み終わった後は「エッッッッモ」となります。今回の白河さんの話もそうで、夜誰もいない道路の中心に立って歩いてみたり、夜コンビニで肉まんとお茶を買って帰る時のあのなんともいえぬ感情だったり。そういうところに共感した時にすっごいエモいなぁという気持ちになりました。「まともじゃないなら楽しい方がいいよ」がシンプルでとても好きです。後は「感情をサボるな」とかも。よふかしのうたは好きな台詞がたくさんあるので何度読み返してもいいなぁという気持ちでいっぱいになります。超面白かったです。
https://sunday.tameshiyo.me/YOFUKASHI00
・SHY2巻
「光の届かぬ深淵に それでも黒はそばにいる 世界の心を照らすのは 地上に輝く黒の星!」
「黒十字看護部 レディ・ブラック!アタシは命を諦めない…!」
レディ・ブラックの真正面からぶつかる姿勢が大好きです。
ということで次は実樹ぶきみ先生のSHY2巻の感想です。これもまた一巻の感想書いてのに2巻からですね。というかよく考えなくても全部途中からですね。ご容赦ください。
SHY2巻はいろんなヒーローとキャラクターが出てきて世界観が広がった巻という感じですね。僕は一気に情報が提示されて世界観がぶわっと広がる回だったり巻が大好きなのでこういうのは大好物でした。
個人的には最初に台詞を書いたレディ・ブラックの回である『嫌いよ』の回がとても好きでした。
いいですよねレディ・ブラック。ああいう口は悪いけど全てに真正面からぶつかって自分の信念を貫いていく姿は読んでてとても力を貰えるというかすげぇ好きだなぁとなります。義足である自分を馬鹿にしてきた連中を見返すために何度も何度も努力し山に登り「お前はそこまでだ」と勝手に決めつけてきていた世界に「私の限界を私以外が決めるな」と意地を貫き通す。とても格好良いと、素直に心から思います。
後ちょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜う可愛いですよね、レディ・ブラック。最近はツンデレが逆に良いというか性格が良い子のツンデレってのがものすんごいツボになってきました。レディ・ブラックの口調は荒いけど絶対に頼みを断れないというか相手のことを絶対に軽んじずに結局優しい行動を取ってしまい、それについて自分で赤面して恥ずかしがるというのがもう超超可愛くてキュンキュンしますね。ヤバいですね☆最高。
後は書道の回も好きです。1話かけてテルが自分の心に近づいていくというか、書道部の人たちとの会話で閃きを得ていく感じが好きです。
書道の作品の中にさらっとしほししという文字があったのも笑いましたね。こういうの好き
http://arc.akitashoten.co.jp/comics/shy/1
・上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花1巻
「…今後ぬけがけはナシにしましょう?」
「ぬけがけ?そんなつもりは」
「ね!!?」
この後速攻でぬけがけ(無意識)されて好きな女が別の女と日帰り貸切温泉旅行に行ってしまう郡上先輩が大好きです。
ということで三冊目は塀先生の『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』1巻です。
この作品は元々僕がこの塀先生の二次創作の絵が好きで、久々にまた見たいなぁと思ってツイの垢を覗いたらこの漫画の単行本を宣伝をされてたのでこれは買いだべ!!となって買った作品です。
作品の内容でいうとこれは………大学生の女の子達がお酒を飲む百合ですね。百合です。百合。その意図があまり無い作品を無理やりこじつけて百合だ百合だと騒ぐのはあんま好きじゃないんですけどこの作品は百合です。百合じゃなかったらびっくりです。
しかも登場キャラ全員可愛いので見てるだけで良い気持ちになれます。後服が凄いオシャンな感じで好きです。
女の子が凄いセンスが良い感じの服着てるのって超良くないですか???僕あれ大好きなんですよ。シルエットが大きめのニットとかがかなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーり好きなんですけどそれ以外も好きです。なのでこの作品は出ている女の子が可愛いのにそれに+で私服の良さまで味わえます。そこのオタクくん、オススメです。
後僕が一番好きなキャラで群上先輩ってキャラがいるんですけどその人煙草吸うんですよね……現実の煙草は好きではないんですが二次だともうめちゃ良いですよね……顔が良い女の人が煙草を吸うのは最高………(こいつ急に語彙が無くなってきたな……)
内容に触れていくと上でも触れた様に女子大生達がいろんなお酒を飲んで絶妙な距離感でイチャイチャしたりしなかったりしたりするお話です。主人公のぼたんがかなりの天然タラシの様で実は狙ったアプローチをしていたりとなかなかに見ていてニヤニヤするのでそういったのが好きな人にオススメです。一巻後半なんかもうこれセッするじゃん絶対!!!!と叫びながら読んじゃいました。ちなみに群上先輩は五人いるメインキャラの中での1人余っている状態で片思い中です。好き。
後ちょっとここで作品の内容に合わせた自分語りなんですけど、僕今とある病気で旅行とか出来ないんですよ。後薬を最大限に効かせるためにお酒ももう一年半以上飲んでないわけでして。なのでこういったお酒を美味しく飲んだり楽しく旅行したりする作品(他に例をあげるならゆるキャンとかも)って読んでて楽しいんだけど結構ダメージも食らったりするんですよ。自分は出来ないことを楽しんでるので。でもそれでも最終的には治った時にはこういった人生の楽しみ方をしてみたいなぁと思わせてくれるのでやっぱり好きだなとなります。
なのでこの作品をこれからも治った時はこうやって楽しもうなどと思いを馳せながら楽しんで読んでいきたいなと思います。
https://mangacross.jp/comics/kamiinabotan
・銀の匙15巻
「興味があるなら話そうか、色々な種を播いてった男の話」
そして最後の感想は銀の匙15巻、もとい最終巻です。
ついに銀の匙が最終巻を迎えましたね…いやぁ、超超超超超面白かったです!!!!!
発売が結構前の巻と空いていたので内容入ってくるかなと思いながら15巻読み始めたんですが、全然そんな心配はいらず最初から最後の話までずっと面白かったです。これまでの八軒や皆の積み重ねの先がどこにどういう風に繋がって、そして新たにどんな道に進んで行くのか。
最終回などで本編終了後のキャラクター達がどのような未来に進んで行くのかの片鱗を見せてくれる作品が大大大好きなので銀の匙最終回はとても最高でした。
特に駒場のその後を最後の最後の最終回で見せてくるのはやられたというか荒川先生流石というか、滅茶苦茶高まりましたね。最後の最後で八軒と駒場がまた繋がって2人で新しい夢に向かって現実を開拓していく。
八軒の「俺さ、人の夢を否定しない人間になるって決めたんだよ」はこれまでの八軒を考えれば考えるほど良い台詞だなぁとなります。近々また一巻から読み返そうと思います。
高校、いやもしかしたら中3の頃から読んでいた銀の匙。その最終巻。めちゃくちゃ面白かったです!!!!!!荒川先生ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!
・まとめ
いやこれそれぞれ一作品ずつブログにしたかったわ書きたいことまだまだあんよ!!!!と途中から思っていました。感想書きたいシーンが全漫画に多すぎる。面白い漫画がたくさんなのが悪いですね、超良いんですが。
てことで今月買った漫画紹介と抜粋感想でした。僕が感想を書いた部分はその作品の面白さのほんの一握りで、全漫画超面白いのでこのブログ読んで「これ面白そう」って思った漫画があった方は是非とも実際に単行本を読んでみて欲しいです。
今は試し読みが基本どの漫画にもあるので気軽に自分の肌に合う漫画かどうかチェックできてとても良いですよね。
後実はもう一作品だけ皆さんに紹介というかオススメしたい作品がありまして。それがペトス先生の『亜人ちゃんは語りたい』8巻でして。
この8巻僕的にもの凄く良くて考えさせられて面白くて、本来なら上の抜粋感想に書きたい巻だったんですよ。
じゃあお前書けよ!!!って話なんですが、これなんというか言葉で表現するのが難しいんですけども、なんか「これは感想として明確な言葉というか言語化するよりも、自分の中で誰にも見せずに大事に保管しときたい感想というか感情だ」って感じでして。
でもそういうことを考えたぐらいに素晴らしかったということは伝えたかったから最後にこういった文章を書いている、という感じです。
8巻読んだ人なら分かってくれると思うんですけど、8巻マジで良かったじゃないですか。『虹は涙色』だったり『町京子はデュラハン』だったり。
そういった回で得た感情は大事に自分の中で取っておいてじっくり噛み砕いて自分のモノにしたいなぁと思います。
なので亜人ちゃん超オススメなのですが詳しい感想は書きません。でも本当にオススメです。特に6巻の最後の話は滅茶苦茶大好きな話なので是非とも読んでほしいと思います。
では最後のあいさつを。ここまでこの記事を読んでくださった皆さん、ありがとうございました。もし今回感想を書いた4作品、または名前を挙げてた作品に興味を持たれた方がいたら幸いです。更に本屋なので手にとって頂けたらより嬉しいです。全部面白い漫画達なので読んでくれる人が増えたら良いなぁと思います。
これ来月もやるかは分かりませんがこういった漫画の感想は多分3月もやるのでその時はまた読んでいただけると嬉しいです。
ではこの辺で。改めまして、この記事を読んでくださり本当にありがとうございました!!!!!!!!!!!!
最近久々に夜桜を読んだんですけどやっぱめちゃ面白いですね……ハナノウタかツキニナクあたりから揃えてぇ…………