感情吐露をつらつらと

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『百城千世子のターンだぜ』 今週のアクタージュ短め感想

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LINEスタンプって冷静に考えてモノクロのシーンがカラーイラストになるわけですからアドの塊なわけですよね皆さん買いました?僕は買いました。

 

 

ということでこんばんはしきしゃです。お久しぶりです。この前の記事で(去年)今年中にはもう一つ記事を書くと言っていましたが普通に無理でしたね。今年は頑張るから!!!!

 

 

 

今回の記事はタイトルから分かる通り今週のアクタージュを読んで百城千世子のターンがついに来たぜって思ったという話です。ただそれだけを記したかったのでこの記事を今書き始めました。完全にノープランです。兄者に自分がどう進むのか心の中で尋ねているスカーの心境になっています。そんな文章でいいならお付き合いのほどよろしくお願いします。

 

 

・本題

 

いや、ついに来ましたねサイド乙チーム吉野家百城千世子のターンが。いやもうずっと待ってましたこの時を。

 

今回のダブルキャスト編が始まってから僕はずっとこの時を待っていたといっても過言ではありません。銀河鉄道の夜の公演を終え、自分の新たな定義を見つけ、成長し『新宿ガール』として注目を浴びている夜凪景とその夜凪景の成長を"全て"見てきた百城千世子の直接対決。クソ熱い。しかも先にサイド甲、つまり夜凪側の公演が先に行われてるわけですよね。

 

黒山墨字は千世子の『悔しい』という夜凪への強い、強すぎる感情が千世子が夜凪に勝つための唯一の道筋であると考え、その感情を煽るためにもサイド甲の夜凪の演技を千世子が見た上でその後千世子が羅刹女を演じることは勝ちにつながる一手だと考えていました。読んでて僕もなるほどと思ってましたし実際それは当たっていたと思うんですよね。でも千世子はその夜凪の演技を見て、自分の『悔しい』よりも自分の負けを自分でイメージして確定させてしまったんですよね。それが良くなかった。

 

僕はもちろん役者でもなんでもないのでキャラに寄り添って気持ちを想像することしかできませんが、役者が誰かの評価などではなく自分が自分自身に出した評価を覆すのって相当難しいことだと思うんですよ。役者って別にこういう演技をしたら点が入るというわけでもなく、その演技を見た人によって評価が変わってくる職業じゃないですか。それこそ堀くんが悩んでいた『正しい演技』なんてのは世の中に存在しないわけで、見る人によって評価が180度変わってくる。でもその見る人の評価以前に演じる人である役者自身が自分の演技の『負け』をイメージして評価してしまったらそれはもう演じる前から敗北と同義だと思うんですよ。

 

千世子はそこでもう自分の敗北を悟ってしまった。なのに夜凪の最後の演技変更というルール違反の関係上、自分たちは勝つことが演じる前から決まっている。自分は演じる前から負けたと思っているのに。

 

そんな千世子が黒山墨字に無理やり連行されて辿り着いた映画館で見たデスアイランドから得た一つの勝ち筋。そしてそれを黒山墨字+天使オタク2人の指導のもとどう手繰り寄せたのか。何故あんなにも綺麗になれたのか。自分の負けを自分自身で肯定してしまった百城千世子はどんな演技を見せてくれるのか。堪らない時間の幕開けですね。GO!

 

・まとめ

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改めまして、ついに始まるサイド乙チーム吉野家百城千世子の演劇『羅刹女』。楽しみしかないというかこれから百城千世子が描かれまくるのが最高すぎますね(3人目の天使オタクなので)

 

今回のサイド乙に関しては僕的には「こんなシーンが見たい!!!」よりも「どんなシーンが見れるんだろう?」っていうワクワクの方が強いです。物語の本筋自体はサイド甲で把握しているわけですからどういうアプローチで物語が進んでいくかも気になりますね。

 

ただ、上で言ってることと矛盾することを一つ言うなら千世子が演じる羅刹女の目がぐるぐるになってないといいなとは思います。あれはやはり『山野上花子の羅刹女』だと思うので。

 

ということでここまで読んでいただきありがとうございました。千世子は羅刹女をどう演じるのか。アラヤの演技はどういったものを見せてくれるのか。和歌月ちゃんは自分が置かれている状況を超えることができるのか。堀くんはいつやってくるのか。あきらちゃんはあの千世子スタンプを千世子本人に送る時どういった気持ちだったのか。てか堀くんって誰だよ。

 

そんな感じで。主演百城千世子による舞台『羅刹女』サイド乙、楽しんでいきましょう!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の演技に一番変化を与えた夜凪の初日は行かなかったくせに千世子君の初日には駆けつけると約束するあきらちゃん